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2006年のテーマは「和の四季を彩る」
今年のテーマは「和の四季を彩る」です。季節感あふれる美しい風景の中に見つけた日本伝統の色、「茜」「群青」などを写真にとらえました。色に関する歴史や解説のほか、「色」の舞台となった全国各地の観光情報も併せて紹介していきます。
清楚なる白緑の世界
優しさが求められる今日、淡い緑の白緑は人を和ませ、その心を温かくする。はるか天平の昔から日本人に親しまれてきた白緑の魅力とは……。
白緑色(びゃくろくいろ)
白緑は緑青と同じ孔雀石(くじゃくいし)から生まれる
緑青から白緑へ、微妙な色変化(いろへんげ)
「清らに咲ける…」白緑のバラ
色見本と解説
緑青色(ろくしょういろ) / 裏葉色(うらはいろ) / 青磁色(せいじいろ) / 青丹色(あおにいろ) / 木賊色(とくさいろ)
「白緑色の檜原湖(ひばらこ)」
檜原湖は、1888年の磐梯山の大爆発によって出来た、たくさんの湖沼のひとつです。湖岸は変化に富み、四季折々の風景が楽しめます。
檜原湖周辺の観光に関するお問い合わせは北塩原村役場観光政策課まで(TEL:0241-32-2511)
http://www.vill.kitashiobara. fukushima.jp
心華(こころはな)やぐ錦繍(きんしゅう)の世界へ
野山を美しく彩る紅葉を「野山の錦」というように、紅葉は万葉の昔から、雪月花にもおとらず多くの歌に詠まれている。
紅葉色(もみじいろ)
「紅葉狩」の世界
「薄紅葉」もまた魅力
紅鮭の婚姻色
「観楓図 十二ヵ月風俗図冊子」 / 能楽「紅葉狩」 / 「紅梅屋の銘菓「うす紅葉」 / 婚姻色の鮭
色見本と解説
丹色(にいろ) / 東雲色(しののめいろ) / 緋色(ひいろ) / 赤朽葉(あかくちば) / 蘇芳色(すおういろ)
「袋田の滝と紅葉」
四季の移ろいにあわせ、その風景美を変化させていく袋田の滝。晩秋には豪快な滝の流れに色とりどりの紅葉が照り映えて、荘厳な美を演出します。
袋田の滝周辺の観光に関するお問い合わせは大子町観光商工課まで(TEL:0295-72-1111)
http://www.town.daigo. ibaraki.jp
情熱のシンボルカラー
太陽、情熱、歓喜、恋などを連想させる赤は、古くから日本人がこよなく愛してきた色である。
茜色(あかねいろ)
古代のロマンを彩る茜色
妖艶(ようえん)な曼珠沙華(まんじゅしゃげ)と情熱の紅薔薇(べにばら)
秋を告げる!茜トンボ
色見本と解説
紅色(くれないいろ、べにいろ) / 今様色(いまよういろ) / 唐紅(からくれない) / 臙脂色(えんじいろ) / 躑躅色(つつじいろ)
「茜色に映える九十九島(くじゅうくしま)」
九十九島は、長崎県の佐世保から平戸までの約25キロの海上に連なる大小200余の島々。西海(さいかい)国立公園のシンボルのひとつで、その自然美は、多くの人々から親しまれています。
九十九島の観光に関するお問い合わせは西海国立公園協会まで(TEL:0956-26-8822)
http://www2.nagasakinet. ne.jp/snp
ロマンを誘う亜麻色
ドビュッシーのピアノ曲「亜麻色の髪の乙女」の「亜麻色」は、欧米人のブロンドの髪を形容する。最近は、日本の色名としてもすっかり定着しているようだ。
亜麻色(あまいろ)
日本の「亜麻」事始め
亜麻色の髪の乙女
心をそそる枯野の風情
亜麻畑 / 18世紀のヒンクスの名画 / 亜麻色の髪の少女 / 枯色の風景
色見本と解説
香色(こういろ) / 枯色(かれいろ) / 肌色(はだいろ) / 小麦色(こむぎいろ) / 狐色(きつねいろ)
「平尾台のススキ」
北九州市にある平尾台は、カルスト台地として有名です。秋になると、ススキの穂が夕日の眩しい光の中できらめいて、一面、亜麻色の原となります。
平尾台周辺の観光に関するお問い合わせは平尾台自然の郷まで(TEL:093-452-2715)
http://www.hiraodai.jp/sato/
群青は青の王様
安土・桃山時代の障壁画(しょうへきが)や江戸時代の琳派(りんぱ)の屏風(びょうぶ)絵、伊万里焼など、群青には時代を超えて人々を魅了する美しさがある。
群青色(ぐんじょういろ)
北の大地の味めぐり
帯広「豚丼」 / 札幌「ジンギスカン」 / 釧路「勝手丼」 / 小樽「いくら丼」 / 広尾「毛がに千人鍋」 / 旭川「旭川ラーメン」
「糠平湖(ぬかびらこ)のめがね橋」
鉄道橋としての役目を終え、湖の底に沈んだタウシュベツ川橋梁・通称「めがね橋」。ダムの水かさが減る1月頃から雪解けの間だけ姿を現す幻の橋です。
糠平湖周辺の観光に関するお問い合わせは上士幌町観光協会まで(TEL:01564-2-3355)
http://www16.ocn.ne.jp/ ~k.kanko
中間色の静かな主張
庶民の色から新撰組のトレードマーク、そして歌舞伎舞台の引き立て役と……浅葱は主役も脇役もこなせる芸達者な色である。
浅葱色(あさぎいろ)
王朝の色から庶民の色へ
浅葱は歌舞伎舞台の引き立て役
新撰組のトレードマーク
浅葱の装束 / 『仮名手本忠臣蔵』勘平の衣装 / 『仮名手本忠臣蔵』若狭之助の衣装 / 浅葱幕
色見本と解説
新橋色(しんばしいろ) / 千草色(ちぐさいろ) / 甕覗(かめのぞき) / 水浅葱(みずあさぎ) / 水色(みずいろ)
「十二湖の青池」
日本で初めて世界自然遺産に登録された白神山地のふもとに位置する「十二湖」。その代表格の「青池」は、まるで青インクを流し込んだような神秘的で美しい湖です。
十二湖周辺の観光に関するお問い合わせは深浦町役場まで(TEL:0173-74-2111)
http://www.town.fukaura. aomori.jp
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