清楚なる白緑の世界
緑青から白緑へ、微妙な色変化(いろへんげ)
白緑が緑青より白っぽく見えるのは、精製された粒子が細かいからです。粒子が細かくなればなるほど表面に当たる光の拡散反射が多くなり、
その反射された白い光によって内部からの緑色の反射光が薄められるためです。
国宝の比叡山延暦寺根本中堂などに用いられている銅板葺き屋根は、年月を経て美しい緑青となっています。光の反射によって白緑に見えることもあり、微妙な色変化を味わうことができます。

鶴の湯
秋田県・乳頭温泉郷にある鶴の湯温泉は一面、白緑色そのもの。ひなびて素朴な趣に触れることができる。
(写真撮影:小松健一)








